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親子で楽しむ、リーズナブルなモータースポーツ、ケイズガレージのキッズカート

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    ケイズガレージ・レーシングカートショップ    技術解説-1-5.縁石の使い方

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5.縁石の使い方

 ジュニアカート以上では、必要に応じて縁石を踏んで走ることが必要となってきますが、キッズカートの場合、車体が小さいため、多少、縁石の使い方が異なってきます。
 まず第一に、トレッドが短く車高が高いために、高い縁石に乗ると大きくマシンのバランスを崩してしまい、極端な場合は、転倒につながるケースもあります。従って、縁石に乗る場合も、あまり奥まで使うのではなく、少しなめて走るぐらいがちょうどいい走り方になります。同様の理由から、無理に縁石に乗ってマシンのバランスを崩すよりは、縁石に乗らないほうが速いコーナーもあります。
 琵琶湖のコースで具体的には、縁石の使いどころとしては、1コーナーをインからパッシングする場合、2コーナー先のアウト側の縁石を使い、2コーナーを大きなラインで曲がる場合、同様に2コーナー先のアウト側の縁石を使いコーナーの立ち上がりでのステアリングを切る量を減らす場合、6コーナーのインに飛び込み追い抜く場合、最終コーナーを立ち上がり重視のラインにするために、最終コーナー途中のアウト側の縁石を使う場合、などがあげられます。
 逆に、避けたほうがいいのは、4コーナーからの先のS字は、縁石が高いので使わないこと。また、上記以外の場合で、イン側の縁石を積極的に使ってラインを大きくしようとするのも、あまり効果がありません。
 最後に、これはジュニアカートのドライバーでもそうなのですが、自動車教習所に行ったことの無い子供たちは、コーナリングでの内輪差を教わっていません。そのために、往々にして、フロントタイヤで縁石ギリギリをかすめて、内輪差のために意図せずインリアタイアを乗せてしまうことがあります。併せて、内輪差についてもどこかの段階でちゃんと教えてあげることが必要です。


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