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  ケイズガレージ・レーシングカートショップ  技術解説-1-7.危険回避のテクニック

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7.危険回避のテクニック

 キッズカートといえどもれっきとしたモータースポーツですから、勿論、危険はともないますが、キチンとルールを守って、無茶をしなければ、野球やサッカーでケガをする確率と大きな違いはありません。ここでは、大きなケガをしないためのテクニックについてお話しします。

 まず、普通に単独でタイムアタックをしている限り、コーナーで限界を越えてしまいコースアウトしたり、クラッシュパッドにつっこむぐらいで、まず大したことにはなりませんが、コンクリートウォールのある場所では、無理をしないことです。また、これも非常にまれですが、夏場で全日本のレースの前後でコースにラバーがのって、極端に路面グリップが上がっているような場合、加速しながら急ハンドルを切った場合、セッティングによってはアウト側の前輪がつっかかって転倒する場合があります。このような時は、それまでに、コーナーによってイン側の前輪と後輪が浮いて、2輪走行状態になっていることが多く、ドライバーさんにもわかりますので、注意することと、転倒しそうになった時にすかさずカウンターステアをあてることで回避できます。また、コースのイン側の縁石に乗る場合、あまり高い部分に乗らないようにしましょう。タイム的にもロスしますし、大人カートを前提に縁石は設置されているので、キッズカートにとっては、大抵、高すぎる場所が多く、これも転倒の原因となりますから。

 次に、レースをする以上、他車との接触は起こり得るものです。サイドバイサイドの軽い接触や、ストレートでの後からのバンパープッシュくらいでしたら大事にはなりませんが、危険なのは、相手のリアタイアに自分の前輪が乗って、マシンが浮いてしまうことです。これは、無理にインに突っ込んだり、アウトから無理にかぶせに行ったりした場合に起こります。バトルのマナーとして、この点は十分、親御さんが教えてあげてください。F1を例にとって、「ほら、無理なことをすればマシンを壊してレースをダメにするだろう」と言うのも効果的です。また、コーナリング中の前車のテールを意識的にヒットしてスピンさせる、というのはぜったいにやってはいけません。また、サイドバイサイドで相手を外側へ押しやり行き場を無くさせる、というのもダブーです。このようなことは、日ごろから口をすっぱくして、ドライバーさんを教育することが親御さんの務めだとお考えください。無理だと思えば、一度引いて、次のチャンスを狙うということが、結局はレースで良い結果を残すことにつながります。

 以上が、主なポイントですが、技術もですが、マナーが重要であることがおわかりいただけたかと思います。この、相手も自分も危険にさらさず、フェアにレースをする、ということを学んで行くことは、日常生活でも、子供たちの成長にとって、大きなプラスになるでしょう。最後に、キッズカートは、転倒時や後方追突の安全対策で、通常ロールバーが装着されていますので、剛性調整などのために、これをはずしたりしないようにしてください。また、ネックガードやキチンとしたプロテクターの装着も大切です。


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