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    ケイズガレージ・レーシングカートショップ    技術解説2-1.各メーカーのマシンの特徴

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1.各メーカーのマシンの特徴 last update 2011.4.20

 2011年4月現在、キッズカートとして販売されているマシンとしては、レオンK40、CRG Puffo、アミゴン、Macキッズ、TONYKART MICRO、といったとこです。もともとは、レオンK40から20年前に始まったキッズカートというカテゴリーで、永らくキッズカートといえばレオンK40を指していました。
 レオンK40の特徴としては、分割式のフレームが特徴で、クラッシュ等でフレームの一部が破損しても、部分的に交換が可能であることと、フレーム剛性が比較的低いことがあげられます。CRG PuffoはレオンK40をモデルにして、CRG JAPANが開発したモデルで、レオンK40と同様に分割式のフレームを採用し、ブレーキやエンジンマウントなど、レオンK40のウィークポイントを改善したモデルです。
 数年前に、レオンK40のメーカー供給の問題があった際、それに変わるモデルとして開発されたのがアミゴンです。アミゴンでは、サイズはほぼレオンK40と同じですが、一体型フレームとして、ブレーキやエンジンマウントもクオリティの高いものが採用され、現在では、主流のモデルとなっています。その他には、ごく少数ですが、大人フレームのメーカーからも、Macキッズ、TONYKART MICRO、などがリリースされ、アミゴンよりは若干大きく、より大人カートに近い構造を採用したものがあります。

 これらのマシンたちの特徴をまとめて捕らえると、分割式フレームモデルと一体式フレームモデルの2系統と、レオンK40サイズのマシンとそれより若干大きめのマシン、というくくり方ができます。
 現在、最も台数の多いアミゴンがちょうどその中間のモデルと言えるでしょう。

 では、それらのマシンのメリット、デメリットといったところを解説します。まず、分割式フレームのレオンK40、CRG Puffoは、クラッシュした場合の修理代が安くすむ、という点とフレーム剛性が低いことから、各種補強によって、フレームセッティングの幅が広いという点があげられます。このあたりのノウハウは、長年使い続けられてきたモデルだけに、多くの蓄積があります。
 次にアミゴンですが、一体式のフレームの採用によって、フレームのしなりが良い半面、程度は少ないもの、ジュニアカートと同様にフレームのへたりが発生しますので、破損した場合や、へたりが大きくなってきた場合は、高額なフレーム全体の交換が必要となります。

 Macキッズ、TONYKART MICROなどのイタリア製フレームは、まだ、実績が少なく、何とも言えないところですが、リアトレッドがあまり小さくできないので、コースによっては扱いにくい面が出てくる場合が考えられます。また、これらは本来、ヨーロッパのカデットに相当するクラスの下のカテゴリー用のもので、使用されるエンジンも異なったものを前提に作られています。また、レースによっては、使用できない場合もありますので、ケイズガレージではお勧めしていません。

 以上のように、各フレームにはそれぞれ特徴がありますが、実際レースとなった場合、セッティングをキチンとできれば、それほど大きな差はないでしょう。それより、ドライバーの技量や、デリバリーエンジン制ではないレースでは、エンジンの差のほうが大きな要素となってきます。


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