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  ケイズガレージ・レーシングカートショップ  技術解説-3-6.レイン・セッティング

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6.レイン・セッティング

 レイン・コンディションの場合は、大人カートと同様、時間があれば、レイン用のセッティングを施すことはキッズカートでも有効です。とは言っても、できることは限られてきますし、それ以上にドライビングを変えることのほうが大切になってきます。。
 ウェットでは、当たり前ですがタイヤのグリップが極端に落ちます。すると、ドライの時には前輪をステアすることでそれが抵抗となって前に荷重が移動してうまく曲がれていたことが多いので、ドライバーさんは、前輪を切ってもマシンがすぐに向きを変えないという感覚を持ちます。それでも、しばらくステアリングを切ったままにするとマシンは急に向きを変え始め、そしてすぐさまスピン、ということになります。このことを前提にして、ドライビングを変えることが、セッティングの前提条件になります。まずは、曲がりやすいようにすることです。その上で、リアのスライドを予測してうまくカウンターとアクセルワークでコントロールするように練習しましょう。それから、ブレーキをロックさせずにうまく使って荷重移動をさせるようにすることも重要になります。
 あとは、曲がりやすくするセッティングですが、前輪のトレッドを目一杯広くしてトーアウトを10mmほどつけて、リアトレッドを狭くします。そうすることで、イン側のリアタイヤを浮きやすくして三輪走行に近い状態を作りやすくできます。また、タイヤの空気圧を極端に高くして、タイヤの接地面積を減らし、接地面積あたりの荷重を上げるとグリップが良くなる場合もありますので、コンディションによって事前に試しておくとよいでしょう。
 とにかく、レインコンディションの基本は、オーバーステアのマシンをドライバーがうまく操る、というのがセオリーです。


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